中島大水道
江戸時代、この辺りは低地で農民たちは淀川の氾濫に悩まされていました。
3人の庄屋が治水工事を幕府に願い出ますが、費用は一切出さないと言われます。
それを拒否すると、幕府は許可を取り消してしまいました。
しかし農民たちは団結して、全長9.5キロの難工事を数十日で完成させます。
その後、庄屋さんたちは幕府に出頭を命ぜられましたが、自決したそうです。
この中島大水道と呼ばれる水路は、昭和の時代まで一部残っていましたが、新幹線やバイパス道路の建設ですべて消えてしまいました。
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